日デKL-UA452KAN改


概 要

 西武バスの日デ製ノンステはこれまで高コストのUA460(後継型式のUA272も含む)を導入していた。しかしUA460はフルフラット仕様のためエンジンが横に配置されるためどうしてもデッドスペースが生じるのが難点である。これに代わりフルフラットの利点を捨てコストダウンを図った廉価版ノンステがこのモデル。現行大型ノンステップの前中扉間ノンステのGタイプ車。このグループはCNG仕様車が2001年12月に1台が配置されたのを皮切りにボディの富士重工から西工への変更等を経て導入が継続されている。エンジンの型式はPF6H。

富士重工新7E

 全車がCNG仕様車で5台が在籍している。ディーゼル仕様車は実在しない。このタイプは川越狭山工業団地内にCNGスタンドが設けられていた川越が先陣を切り2001年12月にまず1台(775)が配置され2002年新春から本川越駅起点の川越グリーンパーク線と今福中台線でデビューした。その後2002年10月に新所沢線用として1台(853)、2003年2月に狭山台団地線用として2台(871・872)が増備された。2003年3月には所沢にも1台(893)導入され当初は所沢ニュータウン線およびエステシティ線に充当されていたが2004年車2台が入ってからは現在はニュータウン線専属である。
 なおA1-775・A2-853・A3-893には武州ガスのラッピングが施されている(3台ともデザインは異なります)。A1-775はノンステのラッピング車第一号でもある。

西工B-T(96MC)

 ディーゼル仕様車は2003年3月に登場。最初に配置されたのは上石神井と新座。その後練馬、滝山、小平、立川、所沢の順に導入された。クーラーコンデンサのメーカーが都内と埼玉県内で異なるが特徴。A3-889を除き原則として東京都配置車がデンソー製でA3-889と埼玉県配置車はサーモキング製となる。都内のノンステはこちらが主力。2004年度新製車からは国土交通省認定車である。ファン注目のA4-1もこのタイプ。ディーゼルタイプは2005年3月を以って導入は終了し後継のRA27系に移行した。
 2004年2月にはCNG仕様車が所沢(965・966)と狭山(962・964)に登場した。試運転を行った後に狭山が日生団地と智光山公園線で所沢が並木通り団地線とエステシティ線でデビューした。その後2004年11月に狭山に2台(22・23)増備され西武柏原ニュータウン線にも導入された。狭山配置の2台からは標準仕様車となっている。CNG車投入で捻出されたディーゼル仕様のノンステ車が他路線や既存運行路線のノンステ運行本数拡大などに寄与している。2005年3月には練馬に1台(41)導入され谷原線に導入された。1台しかいないCNGノンステの運行開始にあたり点検代車を確保するために練馬では谷原線がノンステ運行路線となっている。クーラーコンデンサのメーカー関係はディーゼル仕様車に準拠する。CNGタイプは現在も生産されているがリアは灯火規制の絡みでRA27系と同様になっている。

特 徴

配属先と該当社番

所属営業所年 式 該当社番
練  馬2003年905 907
2004年991
2005年 41
上石神井 2003年 889 908 909 925 926 927
2005年 44 45 46 47 48
滝  山 2003年928 929
2004年 1 2 34 35
2005年 36 37 50
小  平 2003年931
2004年977 978 979 980
立  川 2004年 986 6 7 8
新  座 2003年 890 920 921 922 923 924 956 957 958
2004年 995 996
2005年 38
所  沢 2003年 893
2004年 965 966 9
2005年 51 52 53
川  越 2001年 775
2002年 853
2003年 871 872
狭  山 2004年962 964 22 23

社番赤字…CNG車


富士重工ボディCNG仕様車


A2-853(所属:川越)…※

西日本車体工業製ボディ


A4-34(所属:滝山)…デンソー製

A5-53(所属:所沢)…サーモキング製

西日本車体工業ボディCNG仕様車


A4-962(所属:狭山)


※ 853の写真は川越営業所で許可を得て撮影

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