2003年の車両動向
Car News 2003

車両動向総括

 2004年は西武ライオンズの12年振り日本シリーズ優勝で西武グループは湧きましたが西武バスにとっては前年のリバウンドでした。
 長らく路線車および貸切車といえば富士重工業製のバスと決まっていた同社にとって富士重工業のバスボディ製造部門からの撤退は残念なものを感じます。富士重工業のバスボディ製造部門からの撤退により2003年3月を最後に新車で富士重工製車を導入することは出来なくなりました。そのため日デの指定メーカーとなった西日本車体工業製のバスが増殖するようになりました。


車両動向〜路線車

新車・一般路線車

 2004年の西武バス大型路線新車はバリアフリー法の理由もありワンステは通常仕様のままでノンステは2004年7月以降の導入分から国土交通省認定の「標準仕様車」で導入されました。

新車・コミュニティ路線車

 2004年に新規に運行受託されたコミュニティバスは東京都が小平ですが車は前年に納車されたものが使われています。埼玉県ではありませんでした。
 路線の増設が東京都では西東京市で埼玉県では朝霞市と所沢市であったため専用車が導入されています。

転 属

 2004年の転属は僅かに狭山から川越へ在来型が転属しただけです。

廃 車

 2004年の主な廃車車両は「ゆうえんち急行」の西武バス本体残留組だったA2-29をはじめ立川の方向幕車などです。DPFを装着した1993年式も経年で廃車される車も続出しました。

車両動向〜高速・貸切車

新車

 この年の高速・貸切車ボディはもちろん西工ボディです。ライオンズカラーの西工ネオロイヤルも板につきました。この年このボディで導入されたのは9台でうち7台は高速用車で貸切車はたった2台の導入に留まりました。1398・1399・1300がC-T、ほかはSD-Uが採用されました。
 SD-Uで導入された6台はすべて高速車で1397のみ4列シート34席車であるほかは3列シート29席車です。C-Tで導入された3台のうち1300はトイレつき4列42席車であり高速前橋線向けの車です(2005年の路線廃止に伴い1300は所沢へ転属)。残る1398と1399は貸切車で観光狭山に配置されました。

転属・移籍

 転属は貸切1602が観光練馬から観光狭山へ転属。高速1362が用途を限定乗合に変更し練馬から所沢へ高速1468が1130代替で練馬から大宮へ高速1708が練馬から軽井沢へそれぞれ転属しています。さらに大宮羽田線の専用車1831・1832と南紀線用の1953と1954が大宮籍のまま西武観光バスに移籍しています。

廃車

 廃車は金沢線3列化に伴い4列車が3台姿を消したほか初代南紀線専用車1130が観光大宮を最後に廃車になりました。また光が丘・高島平〜羽田線が2003年3月末を最後に廃止となり専用車だった1241が除籍されています(西武総合企画へ移籍)。


戻る

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送