U-UA440LSN/U-UA440HSN


 西武バスのツーステ車といえばこの形式の車。1991年式から1995年式にかけて導入された。U-UA系は練馬、高野台を除く全営業所に在籍している(練馬は2006年のA5-246の廃車で全廃)。L尺車とH尺車の違いはホイルベースでありH尺のほうが短い。なおL尺より長いN尺もいたがこちらは2005年に最後まで残った大宮のA4-180の廃車で全廃されている。各年式ごとにリアのスタイルに特徴がある。

 L尺は上石神井のA4-169以外の上石神井所属車が3ドア車でそれ以外は前中2ドアでである。現在3ドア車はA5-266が残るのみであり予断はできない。練馬はA5-246の廃車で全廃となった。既にA4代以前の大部分とA5代の半数が廃車となり地方へ嫁いでいるほか一部は総企に引き取られ特定車に転用され活躍している。A4-192と一部を除くA5代では方向幕のLED幕化が行われている(A4-192は03年9月に廃止されA4-172が代わりにLED幕化された)。
 A5-208・308は西武バス初のリフト車。新製配置は滝山。滝山から99年2月に小平へ転属。その後現在は立川に在籍している('03年10月に小平から転属)。
 西武観光バス所属車はB1-10・11が西武秩父バス時代からの生え抜きでそれ以外は西武バスからの転籍車となる。ちなみにA1-906はA1-866が2003年9月に廃車された現在では西武バスの路線車カラーの車で一般客が乗れる車としては最古参車である。
 西武高原バス所属車は西武バスから移籍した車で全車が用途外車である。元々西武高原バスの車は地域的に観光路線とあって側面と後部の方向幕を撤去しているのが特徴であるがバリアフリー法の影響もあって昨今ではそのような特徴もなくなりつつある。そのため転籍時期によって方向幕の有無の相違がある。西武観光バスのB1-10・11とともにボディカラーはライオンズカラーである。
 徐々に廃車が進み1992年式以前は既に西武バス本体からは姿を消している。観光秩父や高原バスに残る車も予断はできない。

 H尺は道路構造の良くない田無エリアで運用するための車でL尺と同じ1991年から1995年にかけて製造された。現在1992年式までが全廃されたため1993年式、1994年式と1995年式が在籍。全車前中引戸2ドアである。
 上石神井は当初在籍した1992年式と1993年式の元田無営業所からの引継ぎ車が2003年までに廃車されたため現存するのは1995年式のみ。元々は泉39(大泉学園駅〜和光市駅)の開設名義で導入されたが泉39が中型車化された現在は短尺車である特性を活かしL尺が走れない保谷線を中心に使われている。
 滝山はA5-219とA5-220が本所に常駐するほかは西原車庫に常駐する。なお本所所属だったA5-291・292は'02年に西武自動車へ移籍し現在はぶし線で運用されている。
 飯能車は西武自動車の所属である。A3-123は西武秩父バス最後の新製配置車でA5-281は上石神井から転属した車である。

特  徴

配属先と該当社番

所属営業所年 式該当社番
上石神井 1994年154 169
1995年266 282 283 284 285 286
滝  山 1993年76 94
1995年218 219 220 231 232 233 251 259 267 268 269 289 290
小  平 1993年77
1995年201 234 235 253 293 294 299
立  川 1995年 208 236 237 270 308
新  座 1994年 146 188
1995年 202 203 223 238 254 255 256 300 301 302 303 304
所  沢 1995年 239 258
川  越 1995年228 229
狭  山 1994年 193
1995年 227 243 260 275 276 277 306
飯  能 1993年69
1995年245 252 262 291 292
大  宮 1995年272 273 274
秩  父 1991年10 11 906
1993年123
1994年183
1995年200 257 278  281
軽 井 沢 1991年867 875
1992年3
三  原 1992年963 4
1995年204 297

社番青字は3ドア車
車番緑字は用途外車(ワンロマ)
社番斜体はH尺車

U-UA440LSN


A3-63(所属:立川 ※廃車済)


U-UA440HSN


A5-285(所属:上石神井)



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